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南郷谷歴史探検部②

探検部、さっそく2回目に参加してきました(^^)


↓ 数鹿流ヶ滝(すがるがたき)

  阿蘇大橋から見えている滝です。

  変わった名前の滝ですが、由来は二説あるそうで、一説では、健磐龍命がカルデラ湖を蹴破って湖水を流した際に、一緒に数匹の鹿も流れてしまったためにこの名になった。
  もう一説では、鎌倉時代にこの辺りを支配していた阿蘇氏が滝の周辺で巻狩を行い、追いつめられた鹿が数匹滝から落ちて流されたことからこの名になった、ということです。
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↓ 立野峡谷の柱状節理

  長陽大橋から見えています。

  柱状節理とは溶岩が固まって冷える時、溶岩の体積が縮むためにできた規則的な割れ目(節理)が岩体に発達し、柱状になったもの。
  今年の大雨で土で覆われていた部分が剥がれ落ち、より多くの柱状節理が見られるようになったそうです。ただ、道がふさがれ、大橋の上からしか見られなくなりました。
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↓ 北向山原生林

  長陽大橋を挟んで反対側には国の天然記念物に指定されている原生林があります。太古から続く手つかずの森が残っているなんて、何だか不思議な気がします。

  トロッコ列車で通る赤い鉄橋もこの辺りから見えますよ(^^)写真は撮りませんでしたが…。
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↓ 鮎返りの滝

  原生林の谷際にあり、落差が40mほどの滝です。小山旅館さんから見えるのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、大雨で形が少し変わってしまったそうです。
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↓ 十六羅漢

  旧久木野村の外輪山には羅漢岩と呼ばれる異様な形の大きな岩が見られる場所があります。その中腹に洞窟があり、十六の羅漢像が安置されています。
  その先には展望台が作られています。
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↓ 卯添(うぞえ)阿蘇神社

  長陽駅の近くにひっそりとたたずむ神社で、境内には推定樹齢400年というケヤキとヒノキの大木があります。
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↓ 久木野層

  卯添神社の目と鼻の先という場所に、久木野層があります。
  この層からわかるのは、阿蘇カルデラに3回湖が出現したということです。湖の底で堆積したと考えられる珪藻の化石などが見つかり、その証拠となっています。
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↓ 西南の役公園

  西南の役の慰霊碑などがいくつか建てられています。
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↓ 南阿蘇桜公園

  西南の役公園から左の方へ少し上がっていくと、新しくできた公園があります。植えて間もない小さな桜がたくさんあり、上方には、今年有形文化財に登録された京大の火山研究所の建物が見えます。
  また、今日はタイミングよくきれいな夕日も見ることができました。
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by CAFE-SCARECROW | 2012-12-19 23:59 | お出かけ